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第二章~光の中で~

シュゥゥゥ・・・・・・・・
ここは・・・・・二人は・・・・・
その光の中で武器らしきものを天からさづかった。そして再び意識が薄れていく。
目が覚めると見覚えのない広い草原が広がっている。そして二人も・・・。
二人が目を覚ました。どうやら二人も同じものを見たようだ。そして武器も。

「俺は大剣。」力強い声で言った。
「俺は銃。」自慢げに言う。
「私は杖。」それぞれが秀でた力を持っていたからだと思う。
そして小さな妖精らしきものが飛んできた。

「みなさんにお願いがあります。ここよりはるか彼方にある塔の頂上にこの国を治める王妃がとらわれております。」
「そのせいでこの国は荒れモンスターが暴れまわっております。どうかこの国をお救いください。」

正義感の強い翔はすぐに良いと言った。二人もうなずいた。
「僕らはこれから様々な困難に立ち向かうかもしれない。元の世界に戻るときはみんなで戻ろう。」
「おぅ」「わかったわ。」
「ところで君の名前は?」
翔は妖精に聞いた。
「私はルディと申します。」
「ルディか,これからよろしくな。俺は翔」「俺は傑」「私は空来よ」
翔・傑・空来・ルディの旅は始まったばかりである・・・・・
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第一章~天からの声~

「翔~、起きなさい。遅れるわよ~。」
いつもと同じ母の声だ。
不意にズキッと頭が痛んだ。
そして何かが聞こえた。
「た・・け・て・・」
そう聞こえた。
気づいたら3分が経っていた。
翔は気にもかけずに慌てて学校へと向かった。


「おはよ~」
声をかけてきたのは幼馴染の空来(そら)だった。
「今日で最後だね」
そういわれても翔は無言だった。
「相変わらず無口だね~」のんきな空来だった。俺は滅多に人に心を開かない。そう翔は思った。
卒業式が終わった後帰ろうとした。

「よぉ」大親友の傑(まさる)だ。
傑は家が向かいで毎日遊んでいたほどだ。
「帰るか」そう言い放った途端にまた頭が痛み出す。
「わ・・し・・・た・・て・・」今度もそう聞こえた。
目を開けると傑もなぜか頭を抱えていた。

「どうかしたか?」
「いや・・・ただ・・・」
「ただ?どうしたんだ?」
「何かが聞こえたんだ!」
「何かって?」
「『た・・け・・て』だ。オマエ何か知ってるのか?」
「俺もわからない。ただ誰かが呼んでいる気がするんだ」
幼馴染の空来が走ってきた。
「置いてくな~」相変わらずのんきだった。
その途端3人は光に包まれた。
光は消えた。
そして3人の姿も・・・・・。

プロローグ

ピトッッ。ピトッ。サァーーー。
雨が降りだした。
高校最後の日。
気分が浮かない。
雨のせいだろうか。
主人公・翔(かける)はそう思った。
しかし彼の周りに広がる壮大な運命が幕を開けようとしていた・・・・。

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